明治大学 政治経済学部
高峰ゼミナール
早稲田記念会堂(早稲田アリーナ)
所在地:〒162-0052東京都新宿区戸山一丁目24-1
アクセス:地下鉄東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩3分
1964大会:フェンシング
2020大会:実施競技無し
140年の歴史を誇り、日本でも有数の大学として知られている早稲田大学、その施設の一部である早稲田記念会堂(早稲田アリーナ)は1964年東京大会においてフェンシングの会場として使用されました。
早稲田記念会堂(現早稲田アリーナ)は早稲田大学創立75周年を記念して1957年に創立され、1964年には東京オリンピックのフェンシングの会場として使用されました。以後入学式や卒業式、文化祭など大学の顔と呼べる施設となりました。しかし建物の老朽化のため惜しまれながらも取り壊され、2018年に早稲田アリーナとして生まれ変わりました。多機能型メインアリーナ、ラーニングコモンズ、交流テラス、早稲田スポーツミュージアム等が設置され、学生達に親しまれています。
寒さが厳しくなる11月の半ば、私は最寄り駅である東京メトロ東西線 早稲田駅に降り立ちました。所在地は東京都新宿区戸山一丁目に位置します。駅を出て直ぐ、早稲田大学戸山キャンパスが見えてきます。大学構内には学生達の活気溢れる姿が目に入ります。正門を入ると直ぐに早稲田アリーナが目に入り、旧早稲田記念会堂からさらに進化した姿に驚きを隠せませんでした。都会を感じさせない緑豊かな木々や、学生たちが交流を深めることのできるラウンジ、さらにバリアフリーを意識したスロープも設置されており、最先端の技術と多様性を意識した設計になっています。
早稲田アリーナの全貌
建物の中に入り、早稲田スポーツミュージアムでは早稲田のスポーツの輝かしい歴史も知ることができました。その中に旧記念会堂の姿や1964年大会のフェンシングの写真もありました。インターネットでも旧記念会堂の画像を見ることもできますが、早稲田スポーツミュージアムで見る上記の写真はまるでフェンシング会場に来たかのような臨場感を味わうことができます。場所を移し、地下二階に位置する体育館も見させて頂きました。広大な面積のアリーナと観客席に圧倒され、もはや一大学の施設の域を超えているとさえ感じさせられます。
地下二階体育館の観客席から見た光景
体育館 舞台上から見た光景
旧早稲田記念会堂の写真