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東京大学検見川総合運動場

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 東京大学検見川総合運動場は、旧東京帝國大学の運動場として1938年から建設が始まり、その後、東京大学の厚生農場やゴルフ場としても利用されました。東京大学検見川セミナーハウスとも呼ばれます。

 64年大会では、近代五種競技(馬術・フェンシング・射撃・水泳・クロスカントリー)のひとつであるクロスカントリー(山野を横断して走る競技)のコースとして利用され、10月11日から行われていた近代五種競技の最終日にこの会場が使われました。その後は、1997に福島県のJヴィレッジが開場するまでは、サッカー日本代表の合宿先としても利用されたそうです。また、2020大会で使用されることはなく、現在は、東京大学の関係者を中心に利用されています。

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施設の外から見えるサッカーコート

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 広大な敷地のクロスカントリーコース

 クロスカントリーは、山野を横断するため、広大な敷地を必要とします。そのため、この施設も広大で、26万平方メートル(東京ドーム約5.6個分)もの広さがあります。この運動場の中には、サッカー場5面、ラグビー場、アメリカンフットボール場、野球場、テニスコート8面、ホッケー場、クロスカントリーコース、体育館、セミナー室(会議室)があります。また、2020年からは、R.project社が施設の経営を引き継いでいます。

実際に訪れると、とても広いことが実感できるでしょう。クロスカントリーの会場になっただけあって、施設の周りは起伏が激しく、周りを1周するのにも30分程もかかります。

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施設入り口の看板

 施設の入り口は、東京大学検見川総合運動場と東京大学セミナーハウスの2つの看板があり、写真にもあるように、時代を感じさせるものでした。しかし、門の外からは、64年大会を感じさせるようなものは確認できません。

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