明治大学 政治経済学部
高峰ゼミナール
専門演習
テーマ「スポーツ文化研究」
■ 内容
このゼミではスポーツに限らず、遊び、健康、身体を始めとして、ありとあらゆる文化的なテーマを扱います。
そしてそれらのテーマに対して社会学や文化論、そして主にジェンダー論の視点からアプローチし、批判的に考察します。
2024年度のサブテーマは「スポーツ and/or ジェンダー」にしますが、個々人の卒業論文のテーマは「スポーツ文化論」あるいは「ジェンダー論」に関するものでもかまいません。
■ 歴史
このゼミは2006年に始まり、これまで13期121名の卒業生を送り出してきました。
2023年10月現在、14期生(4年生)と15期生(3年生)がそれぞれ12名所属しています。
■ 過去の卒論タイトルの例
・女性のスポーツ実況に対するメディア内部の意識
・女子プロ野球の現状と将来的発展のための一考察
・応援団の文化史
・女性の痩身願望
・ジェンダー視点から検証した冬季オリンピックにおける新聞報道
・競技ダンスにおけるジェンダーバイアス
・雑誌分析による現代女性が求めるジャニーズの姿
・女装行為を通じたセクシュアリティの変化に関する研究
・日本における同性愛の歴史の変容と同性愛者間に生じる差異について など
■ ゼミ生に期待すること
・「大学2年間で何をやってきた?」「GPAやTOEICのスコアは?」などの過去は問いません。残り2年間で「本気で、ちゃんとゼミ活動をやりたい」という意欲と覚悟を持った学生さんを募集します。
・ゼミでは、たくさん文章を読んで書いてもらいます。基本的に毎週何かの課題があると思っていてください。そのかわり、2年間で得るものは大きいです。
・メンバーの多様性を重視します。いろいろなメンバーがいることに価値をおける人間であってください。
■ タスク
・春休みと夏休みにはそれぞれ合宿を行います。
・3年時には学内外の発表の場でグループ単位の研究発表をします。
・4年生の夏休みには、他大学と合同の卒論中間発表会に参加します(予定)。